大窪 和久 Okubo Katsuhisa
私は2003年に弁護士登録を行い、桜丘法律事務所で研鑽をした後、11年間の間、いわゆる弁護士過疎地域とよばれる場所で仕事を続けてきました。北海道紋別市で3年間、鹿児島県奄美市で3年間公設事務所の所長をつとめたあと、再度北海道に戻り名寄市にて弁護士法人の支店長として5年間在任しました。
日本の北でも南でも弁護士過疎地域で仕事をしてきて実感したのは、弁護士への敷居の高さです。
そもそも自分が抱えるトラブルについてそれが法律問題になるのかどうかわからない、まして法律事務所にいくことなど想像もしていない、という人がほとんどでした。そのため法律事務所がどのようなことをしているかを分かってもらうように取り組むとともに、市役所や関係機関との連携を図る、地域の活動にも積極的に取り組むなど法律事務所へのアクセスを少しでも良くするための活動を各地で続けてきました。
東京は法律事務所も多く、弁護士もたくさんいます。しかしながら、弁護士への敷居の高さという点では弁護士過疎地域と同様の問題があるのではないかと思います。法律相談等では単に法的な見解を示すだけではなく、トラブルに対する具体的な解決までのイメージを分かりやすくお伝えいたします。また事件を受任した場合には、依頼者にとってベストの解決に向けて粘り強く活動していきます。
大窪和久 弁護士
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